◇◆◇日々のみ言葉
2024年6月28日(木)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙4章17節】
4:17 そのために、私はあなたがたの所へテモテを送りました。テモテは主にあって私の愛する、忠実な子です。彼は、私が至る所のすべての教会で教えているとおりに、キリスト・イエスにある私の生き方を、あなたがたに思い起こさせてくれるでしょう。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。再度ですが、現代訳を掲載します。
『4:17 この点であなたがたの助けになればと思い、私の愛し信頼しているテモテを、あなたがたの所へ遣わした。彼は、キリスト・イエスを信じる私の信仰生活を、私が行く教会ではどこででも教えているように、あなたがたに思い出させてくれることだろう。』
おそらく、このコリント人への手紙を届けたのは、テモテではなかったのではないでしょうか。この時のテモテは青年であったに違いありません。しかし、パウロは彼にすべての愛情を注いで、教え導いて来たのです。
それだからこそ、問題の多いコリント教会に、彼を遣わしたのです。「あなたがたに思い出させてくれる」とは、かつてパウロが、一年半をかけてじっくりと教会員に教えた教理と奥義のことだと思われます。
パウロが自分の後継者を育てていたことは、まさに先見の目があったからです。しかも二人もです。
日本の多くの教会が、後継者のことで行き詰まっていると聞きます。兼任牧会も多く、カトリック教会にいたっては、大きくて立派な会堂があったとしても、兼任司祭の数が足りない為、閉じざるを得ない教会があると聞きます。非常に残念なことです。》