◇◆◇日々のみ言葉
2024年7月1日(月)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙4章20節~21節】
4:20 神の国は言葉にはなく、力にあるのです。
4:21 あなたがたはどちらを望むのですか。私はあなたがたの所へむちを持って行きましょうか。それとも、愛と優しい心で行きましょうか。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。再度ですが、現代訳を掲載します。
『4:20 神の国は、単に言葉だけのものではない。そこには力があるのである。
4:21 あなたがたは、私が厳しい態度で臨むことを願っているのか。それとも、愛と優しい態度で臨むことを願っているのか。』
今日は、4章21節の使徒パウロの言葉について考えたいと思います。パウロには、主イエスによって、「権能」が与えられていました。権能とは、ある事柄について権利を主張し行使できる能力であり、またある事柄をすることが許される資格であると、広辞苑は定めています。
パウロは、この書簡によって、コリント教会が悔い改めることを促しています。この後、5章において、パウロは具体的にコリント教会の罪を明確にします。それは性的な不品行を指しています。
パウロは、異邦人の使徒として、またコリント教会を立て上げた者として、悔い改めない者を教会から除名する権能が与えられていたのです。
しかし、すぐに執行するのではなく、「悔い改め」の機会を与えていることが大切です。
聖霊様は、罪を必ずその人自身に示されます。そして罪を公に明らかにされるのです。なぜなら、聖霊様は清いお方であるからです。》