◇◆◇日々のみ言葉
2024年8月16日(金)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙7章29節~31節】
7:29 兄弟たちよ。私は次のことを言いたいのです。時は縮まっています。今からは、妻のある者は、妻のない者のようにしていなさい。
7:30 泣く者は泣かない者のように、喜ぶ者は喜ばない者のように、買う者は所有しない者のようにしていなさい。
7:31 世の富を用いる者は用いすぎないようにしなさい。この世の有様は過ぎ去るからです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『7:29 信者の皆さん。私は言いたいことは、これから先の時はもう余り長くはないということである。だから、これから後は、結婚している者は、独身者のように身軽にしていなさい。
7:30 泣いたり、喜んだり、商売している者は、それに深入りしないようにしなさい。
7:31 この世と交渉のある者は、それにおぼれないようにしなさい。この世の秩序は過ぎ去ってしまうからである。』
7章29節を読みますと、益々パウロは既婚者であることが、明白となるのではないでしょうか。特に現代訳では、ものの見事に、その真意を伝えているのではないかと思うのです。
また、30節の、「喜ぶ者は喜ばない者のように」と言うのはどう意味なのでしょうか。ピリピの手紙においては、真逆な命令を伝えています。
『たとい私が、あなたがたの信仰の供え物と礼拝と共に、注ぎの供え物となっても、私は喜びます。あなたがたすべてと共に喜びます。あなたがたも同じように喜んで下さい。私と一緒に喜んで下さい。(ピリピ2:17~2:18 )』と。
また、テサロニケへの手紙においても、
『いつも喜んでいなさい。(第Ⅰテサロニケ5:16)』と、一言で命じています。要するに、パウロ自身、主の再臨は、そうすぐにはやって来ないことが、徐々にですが、分かって来たのかも知れません。》