◇◆◇日々のみ言葉
2024年8月25日(日)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙8章1節2節~3節】
8:2 人がもし、何かを知っていると思ったら、その人はまだ知らなければならないほどのことも知ってはいないのです。
8:3 しかし、人が神を愛するなら、その人は神に知られているのです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『8:2 もし自分は何でも知っていると思っている人がいるなら、それは、大切なことは何もわかっていない。
8:3 しかし、だれでも神を愛するなら、神に知られ、神との交わりにあずかっている。』
この世は知識を追い求めています。しかし、真理を追い求める人がどのくらいいるのでしょうか。ここでパウロが言っています「人」とは、一般的に言って、あらゆる人々を指します。現代訳では、「自分」と訳しています。
頭の良い人は存在します。また、あらゆる知識を蓄えることが出来た人も数多く存在しています。しかし、その人は、最も大切なことを、知らなくてはならないことを知っていない場合があると言うのです。
それが、福音であり、良き知らせなのです。創造主なるお方に、真の神様にお会いすることこそが、多くの知識を閉め出し、その上に輝く、唯一の真理なのです。
箴言において、歴史上最も知恵に満ちていたダビデの子ソロモンは、こう言っています。
『主を恐れることは知識の初めである。愚か者は知恵と訓戒をさげすむ。(箴1:7)』と。
それゆえに、『しかし、だれでも神を愛するなら、神に知られ、神との交わりにあずかっている。』というわけです。》