◇◆◇日々のみ言葉
2024年9月8日(日)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙9章11節】
9:11 もし私たちが、あなたがたに御霊のものを蒔いたのであれば、あなたがたから物質的なものを刈り取ることは行き過ぎでしょうか。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『9:11 私たちはあなたがたの為に霊的な働きをした。それに対してあなたがたは、私たちに物質的な報酬をもって報いるのである。そのことを私たちが期待しても、決して行き過ぎではないだろう。』
パウロが主張していることは、当然のことです。霊的指導者に対して敬意を払うことを、父なる神様も主イエス様も喜ばれると思います。
パウロは、このことについて、愛弟子テモテに書簡を持って伝えています。
『よく指導の任に当たっている長老は、二重に尊敬を受けるにふさわしいとしなさい。み言葉と教えのためにほねおっている長老は特にそうです。聖書に「穀物をこなしている牛に、くつこを掛けてはいけない。」また、「働き手が報酬を受けることは当然である。」と言われているからです。(第Ⅰテモテ5:17~5:18)』と。
もしかしましたら、この時テモテは教会牧会の報償をもらっていなかったのではないでしょうか。となりますと、すべてが自費になります。テモテは、一時体調を崩し、特に胃腸が弱かったと聞き及びます。教会運営のストレスかも知れません。
伝承では、パウロの殉教後は、エペソ教会の初代の監督として選ばれ、ドミティアヌス帝の迫害のもとで殉教したと言われています。
その後、使徒ヨハネが長老として、エペソ教会を導いて行きます。》