◇◆◇日々のみ言葉
2024年11月17日(日)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙12章4節~7節】
12:4 さて、御霊の賜物にはいろいろの種類がありますが、御霊は同じ御霊です。
12:5 奉仕にはいろいろの種類がありますが、主は同じ主です。
12:6 働きにはいろいろの種類がありますが、神はすべての人の中ですべての働きをなさる同じ神です。
12:7 しかし、みなの益となるために、おのおのに御霊の現われが与えられているのです。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『12:4 御霊の神が与えて下さる霊的賜物にはいろいろなものがあるが、それを与えて下さるお方は一人、御霊の神である。
12:5 神への奉仕の務めにもいろいろなものがあるが、それを与えて下さるお方は一人、主である。
12:6 神のための働きにもいろいろなものがあるが、その働きが出来るようにして下さるお方は一人、神である。
12:7 しかし、一人一人に対して御霊の神が違ったものを与えていて下さるのは、教会全体のためである。』
パウロは、「御霊の賜物」について奥義を教えています。しかし、新改訳の訳は分かりにくく訳されています。つまり、御霊と主と神が同列に、すなわち言い換えたかのようになっています。
しかし、現代訳は違います。ここでは、はっきりと三位一体の神様の役割が示されているのです。
「霊的賜物」を与えて下さるのは、「御霊の神」、すなわち聖霊様によるのです。次に、
「神への奉仕の務め」を与えて下さるのは、「主」、すなわち主イエス様です。そして、
「神のための働き」が出来るようにして下さるのは、「神」、すなわち父なる神様であるということです。このほうが、はっきりと分かります。
教会には、聖霊様による一致があります。それゆえに、一人一人に対して聖霊様が与えて下さる賜物が違っています。違いがあるからこそ、お互いに補い合うのです。そして、それは教会全体のためであることもパウロは教えています。明日も同じ箇所からとなります。》