◇◆◇日々のみ言葉
2025年4月8日(火)
◎聖書箇所【第Ⅱコリント人への手紙3章7節~8節】
3:7 もし石に刻まれた文字による、死の務めにも栄光があって、モーセの顔の、やがて消え去る栄光のゆえにさえ、イスラエルの人々がモーセの顔を見つめることができなかったほどだとすれば、
3:8 まして、御霊の務めには、どれほどの栄光があることでしょう。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『3:7 人を死に至らせる律法を伝達する働きをしていたモーセの顔の、やがて消え行く栄光でも、イスラエルの民は、モーセの顔を見つめることができなかったほど素晴らしかったのだから、
3:8 まして御霊の神による命を与える働きが、どれほど素晴らしい栄光の働きであるかは、想像を絶するものがある。』
このことは、出エジプト記に書き記されています。
『モーセはそこに、四十日四十夜、主と共にいた。彼はパンも食べず、水も飲まなかった。そして、彼は石の板に契約の言葉、十のことばを書きしるした。
それから、モーセはシナイ山から降りて来た。モーセが山を降りて来たとき、その手に二枚のあかしの石の板を持っていた。彼は、主と話したので自分の顔のはだが光を放ったのを知らなかった。
アロンとすべてのイスラエル人はモーセを見た。なんと彼の顔のはだが光を放つではないか。それで彼らは恐れて、彼に近づけなかった。
モーセが彼らを呼び寄せたとき、アロンと会衆の上に立つ者がみな彼の所に戻って来た。それでモーセは彼らに話しかけた。
それから後、イスラエル人全部が近寄って来たので、彼は主がシナイ山で彼に告げられたことを、ことごとく彼らに命じた。
モーセは彼らと語り終えたとき、顔におおいを掛けた。モーセが主の前にはいって行って主と話すときには、いつも、外に出るときまで、おおいをはずしていた。そして出て来ると、命じられたことをイスラエル人に告げた。
イスラエル人はモーセの顔を見た。まことに、モーセの顔のはだは光を放った。モーセは、主と話すためにはいって行くまで、自分の顔におおいを掛けていた。(出エジプト34:28 ~34:35』と。
この時は、十戒の石の板を授かる二回目の時となります。一回目の時には、モーセは怒りで、その石版を粉々に打ち砕いてしまったのです。前回と同じく、四十日四十夜にわたって断食をします。そして、ついに「十戒」を授かるのです。
まさしく、イスラエルのリーダーとしての、素晴らしい振る舞いでした。しかし、それ以上に、パウロとシラス、そしてテモテの働きがどれほどに栄光に富んだものかと、パウロは言っているのです。これは、うぬぼれているのではなく、真実を語っているのです。》