• 日々のみ言葉 2025年8月3日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2025年8月3日(日)

    ◎聖書箇所【第Ⅱコリント人への手紙11章16節】
    11:16 くり返して言いますが、だれも、私を愚かと思ってはなりません。しかし、もしそう思うなら、私を愚か者扱いにしなさい。私も少し誇ってみせます。

    ◎ショートメッセージ
    《現代訳を掲載いたします。
    『11:16 私が愚か者のように話したとしても、決して愚か者になってしまったわけではない。しかし、愚か者になったと思う人があるなら、そう思ってもよい。ついでだから、もう少し愚か者としての話を続けようと思う。』

    新改訳の文書は日本語にはなっていませんが、しかし、ここから分かることは、コリント教会の人々の中には、パウロのことを「愚か者」と決めつけていた人たちが存在するということです。
    サウロは、当時のユダヤにおいて、最も優れたパリサイ派の律法学者でした。おそらく、そのような過去のことを、あえてコリント教会の人々には話していなかったのではないでしょうか。
    例えば、東大卒業の人がいます。もし、その人がクリスチャンで、謙虚な人であったとしたら、あえて自分の学歴をひけらかす必要はないのではないでしょうか。
    確かに、高学歴は素晴らしいことですが、最も大切なことは、その人が救われ、主イエス・キリストに出会ったことであって、「永遠の命」と比べることは出来ないのです。

    さて、パウロは愚か者と思われても、気にはしていないということが分かります。なぜなら、愚か者ではないからです。もし、そのことについて怒ったとしたら、まさに愚か者になってしまいます。
    そして、「私も少し誇ってみせます」と続けています。ここでは現代訳の方が優れています。「ついでだから、もう少し愚か者としての話を続けようと思う」の方が。》

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