◇◆◇日々のみ言葉
2025年8月4日(月)
◎聖書箇所【第Ⅱコリント人への手紙11章17節~18節】
11:17 これから話すことは、主によって話すのではなく、愚か者としてする思い切った自慢話です。
11:18 多くの人が肉によって誇っているので、私も誇ることにします。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載いたします。
『11:17 これから言うことは、クリスチャンとしてと言うよりも、むしろ愚か者としての自慢話だと思って聞いてくれた方がよいです。
11:18 自分の偉さを自慢する人たちのまねをして言うだけである。』
ここで、パウロは「自慢話」をすることを述べています。しかも「愚か者」としてするとも言っています。
日本の社会は明らかに「学歴社会」です。これは、中国の儒教の教えから来るものと言われています。よって、陸続きとなる朝鮮半島の韓国も同じ様に学歴社会なのです。
それでは、当時のユダヤではどうであったのでしょうか。特にイスラエルの首都である聖都エルサレムにおいては、律法学者であることが重要でした。しかも、その学派の中においても、最も厳格であり、一般市民から尊敬されていたのがパリサイ派に属するパリサイ人であったわけです。
彼らは一目見て、そのことが分かる格好をしていました。よって、サウロであった頃のパウロも例に漏れず、その姿をしていたと思われます。
当時のパリサイ人たちは、自分たちの身分をひけらかしていたのです。まさしく、肉によって誇るのであり、あるいは自分の偉さを自慢していたわけです。》