◇◆◇日々のみ言葉
2025年12月28日(日)
◎聖書箇所【ガラテヤ人への手紙2章13節】
2:13 そして、ほかのユダヤ人たちも、彼と一緒に本心を偽った行動をとり、バルナバまでもその偽りの行動に引き込まれてしまいました。
◎ショートメッセージ
《また、ガラテヤ人への手紙に戻ります。現代訳を掲載します。
『2:13 私たちと一緒に食事をしていたほかのユダヤ人のクリスチャンたちも、ペテロのまねをし、ついにはバルナバまでもがそうした偽善の行為を一緒にするようになってしまった。』
この行為は、異邦人を見捨てる行為です。異邦人は異邦人であって、ユダヤ人ではありません。つまり、エルサレムからやってきた、しかも勝手にやって来た、以前は律法主義者であり、今は主イエスに仕えていると自称している者が、なにゆえに、ユダヤ人の儀式を押しつけるのでしょうか。
これは、偽善の何物でもありません。なぜなら「行ない」では人は救われないからです。
そして、ここには衝撃的なニュースも含まれています。
「バルナバ」のことです。「慰めの子」と言われたバルナバ、何と「バルナバまでもがそうした偽善の行為をするようになってしまった」とのことです。
ここから学ぶこととは、リーダーが霊的に妥協すれば、その影響は決して小さくないと言うことなのです。この時、ペテロは、同胞ユダヤ人の顔と言葉(批判)を恐れたのです。恐れが一気に伝染してしまったのです。そこで、パウロが立ち上がったわけです。》