• 日々のみ言葉 2016年5月12日(木)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2016年5月12日(木)

    ◎聖書箇所 【マルコの福音書14章16節】
    14:16 弟子たちが出かけて行って、都には入ると、まさしくイエスの言われた通りであった。それで、彼らはそこで過越の食事の用意をした。

    ◎ショートメッセージ
    《この記事は、マタイそしてルカも記しています。マタイは、ほとんど省略して書き記していますが、ルカは詳細かつ綿密に調べて、テオピロに報告しています。

     ルカの平行記事によれば、

    『さて、過越の小羊のほふられる、種なしパンの日が来た。イエスは、こう言ってペテロとヨハネを遣わされた。「私たちの過越の食事ができるように、準備をしに行きなさい。」彼らはイエスに言った。「どこに準備しましょうか。」
     イエスは言われた。「町には入ると、水がめを運んでいる男に会うから、その人が入る家までついて行きなさい。そして、その家の主人に、『弟子たちと一緒に過越の食事をする客間はどこか、と先生があなたに言っておられる。』と言いなさい。すると主人は、席が整っている二階の大広間を見せてくれます。そこで準備をしなさい。」
     彼らが出かけて見ると、イエスの言われた通りであった。それで、彼らは過越の食事の用意をした。(ルカの福音書22:7~22:13)』

     出かけて行った弟子たちとは、シモン・ペテロとヨハネであることが分かります。この二人が、いつも一緒に行動していたことは、昨日にも学びましたが、もっとはっきりとそのことが確信できる場面があります。

     ヨハネは、こう書き記しています。

    『シモン・ペテロともうひとりの弟子は、イエスについて行った。この弟子は大祭司の知り合いで、イエスと一緒に大祭司の中庭に入る。しかし、ペテロは外で門のところに立っていた。それで、大祭司の知り合いである、もうひとりの弟子が出て来て、門番の女に話して、ペテロを連れて入った。(ヨハネの福音書18:15~18:16)』

     この箇所は、ペテロが、イエス様の預言通り、「主を三度知らない」と告白する場面にあたります。「もうひとりの弟子」とは、もちろん著者であるヨハネ自身です。
     イエス様が捕らえられて、連行された時、後について行ったのは、ペテロとヨハネなのです。他の使徒たちは、逃げてしまいました。イスカリオテのユダを除いて。
     中川健一師は、残りの9人の使徒たちは、ベタニヤのマルタとマリヤとラザロの家に潜んでいたと、著書「日本人聖書物語」に書き記しています。

     さて、今日の「日々のみ言葉」の核心点はただ一つです。

     それは、『まさしくイエスの言われた通りであった。』と言うことです。
     神様の言われたことは、主イエス様の言われたことは、すべてが必ず成就すると言うことです。
    「メシヤ」なるイエス様の誕生からその生涯にかけて、旧約聖書に書かれた預言は全部成就しました。しかしまだ成就していない預言が、新約聖書にも旧約聖書にも残されています。その最大の預言こそが、主イエス・キリストの再臨です。主は必ず戻って来られます。

     イザヤはこう書いています。
    『そのように、私の口から出る私の言葉も、むなしく、私の所に帰っては来ない。必ず、私の望む事を成し遂げ、私の言い送った事を成功させる。(イザヤ書55:11)』

     神様があなたに言われたこと、そしてあなたと約束されたことは、必ず成就します。》

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