• 日々のみ言葉 2017年5月12日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2017年5月12日(金)

    ◎聖書箇所 【ルカの福音書9章5節~6節】
    9:5「人々があなたがたを受け入れないばあいは、その町を出て行くときに、彼らに対する証言として、足のちりを払い落としなさい。」
    9:6 十二人は出かけて行って、村から村へと回りながら、至る所で福音を宣べ伝え、病気を直した。

    ◎ショートメッセージ
    《マルコの福音書の平行記事では、
    『また、彼らに言われた。「どこででも一軒の家にはいったら、そこの土地から出て行くまでは、その家にとどまっていなさい。もし、あなたがたを受け入れない場所、また、あなたがたに聞こうとしない人々なら、そこから出て行くときに、そこの人々に対する証言として、足の裏のちりを払い落としなさい。」
     こうして十二人が出て行き、悔い改めを説き広め、悪霊を多く追い出し、大ぜいの病人に油を塗っていやした。(マルコの福音書6:10~6:13)』と書かれています。

     イエス様は、どこの町や村、あるいはデカポリスのような都市であっても、一軒の家に入ったら、そこの土地から出て行くまでは、その家にとどまりなさい、と言われました。

     これは、すでに彼らの行く所では、彼らの宿が用意されていることを暗示しているのです。具体的には、彼らがどこの町や村に行ったのか、また誰の家に留まったのかは、聖書には詳しく書かれてはいませんが、彼らのミニストリーは大成功することになります。

    『十二人は出かけて行って、村から村へと回りながら、至る所で福音を宣べ伝え、病気を直した。』
    『こうして十二人が出て行き、悔い改めを説き広め、悪霊を多く追い出し、大ぜいの病人に油を塗っていやした。』と、書かれた通りです。

     またイエス様は、「人々があなたがたを受け入れないばあいは、その町を出て行くときに、彼らに対する証言として、足のちりを払い落としなさい。」とも言われました。

     これは、交わりを絶つと言う意味と、すでに福音を知らせ、使徒としての働きを行なったしるしとしての行為であったのです。
     このことも聖書には書き記されてはいませんが、彼らが廻り巡った町や村の中には、このような町や村が存在したことも事実であったと思います。
     私は、派遣された六チームのすべてが、少なくとも一回以上は、足のちりを払い落としたのでないかと思うのです。

     使徒の働きにおいて、パウロとバルナバがそのようにしたことが、ルカによって記されています。

    『ところが、ユダヤ人たちは、神を敬う貴婦人たちや町の有力者たちを扇動して、パウロとバルナバを迫害させ、ふたりをその地方から追い出した。ふたりは、彼らに対して足のちりを払い落として、イコニオムへ行った。(使徒の働き13:50~13:51)』

     このことから、十二使徒たちは、イエス様の言われたことを忠実に守り、また他の弟子たちにも、教え伝えていたことは、間違いないことです。》

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