• 日々のみ言葉 2017年5月22日(月)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2017年5月22日(月)

    ◎聖書箇所 【ルカの福音書9章12節~17節】
    9:12 そのうち、日も暮れ始めたので、十二人はみもとに来て、「この群衆を解散させてください。そして回りの村や部落にやって、宿をとらせ、何か食べることができるようにさせてください。私たちは、こんな人里離れた所にいるのですから。」と言った。
    9:13 しかしイエスは、彼らに言われた。「あなたがたで、何か食べる物を上げなさい。」彼らは言った。「私たちには五つのパンと二匹の魚のほか何もありません。私たちが出かけて行って、この民全体のために食物を買うのでしょうか。」
    9:14それは、男だけでおよそ五千人もいたからである。しかしイエスは、弟子たちに言われた。「人々を、五十人ぐらいずつ組にしてすわらせなさい。」
    9:15 弟子たちは、そのようにして、全部をすわらせた。
    9:16するとイエスは、五つのパンと二匹の魚を取り、天を見上げて、それらを祝福して裂き、群衆に配るように弟子たちに与えられた。
    9:17 人々はみな、食べて満腹した。そして、余ったパン切れを取り集めると、十二かごあった。

    ◎ショートメッセージ
    《今日は「五千人の給食」の奇蹟の学びの総括となります。なぜこの奇蹟だけは、四つの福音書に書き記されたのでしょうか。

     まずこの奇蹟のしるしの意味は何だったのでしょうか。もちろん人里離れた場所にまでご自分について来てくれた群衆を空腹のままに家に帰すのは可哀想だ、と言うイエス様の優しい配慮の中に起こった出来事であることは、言うまでもないことです。

     しかし一番学んで欲しい人物は、イエス様が任命された十二弟子たちなのです。

     ヨハネは、その福音書にとても大切なイエス様の言葉を書き記しています。
    それは、

    『「私はいのちのパンです。あなたがたの先祖は荒野でマナを食べたが、死にました。しかし、これは天から下って来たパンで、それを食べると死ぬことがないのです。
    私は、天から下って来た生けるパンです。だれでもこのパンを食べるなら、永遠に生きます。また私が与えようとするパンは、世のいのちのための、私の肉です。」(ヨハネの福音書6:48~6:51)』と書かれています。

     余ったのはパンなのです。魚は余らなかったと言うことです。イエス様は、ご自身を「私はいのちのパンです。」と言われました。

     私たちは人間です。仙人ではありませんので「霞」を食べて生きてはいけません。食べる物が必要なのです。イエス様を食べる者、すなわちイエス様を信じる者には、この弟子たちのように、カゴ一杯のパンが、つまり肉の糧が、十二分に与えられると言う約束なのです。

     イエス様は、神様であられます。創造主であられます。創造主は、無から有を生じられたのです。よって何もない所であっても、生じさせることの出来るお方です。

     主のみ言葉を解き明かす者、福音を伝える者、主イエス様の御名と共に様々な働きをする者には、必ず報酬が、肉の糧が与えられると言うことを、弟子たちに、そして私たちに教えておられるのです。主は必ず与えてくださいます。》

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