• 2019年6月16日礼拝メッセージの概要

    ◇◆◇2019年6月16日第三主日礼拝
    ◎本日の聖書箇所【マタイの福音書25章14節~30節】 (新約p.47下段左側)
    25:14 「天の御国は、しもべたちを呼んで、自分の財産を預け、旅に出て行く人のようです。
    25:15 彼は、おのおのその能力に応じて、ひとりには五タラント、ひとりには二タラント、もうひとりには一タラントを渡し、それから旅に出かけた。
    25:16 五タラント預かった者は、すぐに行って、それで商売をして、さらに五タラントもうけた。
    25:17 同様に、二タラント預かった者も、さらに二タラントもうけた。
    25:18 ところが、一タラント預かった者は、出て行くと、地を掘って、その主人の金を隠した。
    25:19 さて、よほどたってから、しもべたちの主人が帰って来て、彼らと清算をした。
    25:20 すると、五タラント預かった者が来て、もう五タラント差し出して言った。『ご主人さま。私に五タラント預けてくださいましたが、ご覧ください。私はさらに五タラントもうけました。』
    25:21 その主人は彼に言った。『よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。』
    25:22 二タラントの者も来て言った。『ご主人さま。私は二タラント預かりましたが、ご覧ください。さらに二タラントもうけました。』
    25:23 その主人は彼に言った。『よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。』
    25:24 ところが、一タラント預かっていた者も来て、言った。『ご主人さま。あなたは、蒔かない所から刈り取り、散らさない所から集めるひどい方だとわかっていました。
    25:25 私はこわくなり、出て行って、あなたの一タラントを地の中に隠しておきました。さあどうぞ、これがあなたの物です。』
    25:26 ところが、主人は彼に答えて言った。『悪いなまけ者のしもべだ。私が蒔かない所から刈り取り、散らさない所から集めることを知っていたというのか。
    25:27 だったら、おまえはその私の金を、銀行に預けておくべきだった。そうすれば私は帰って来たときに、利息がついて返してもらえたのだ。
    25:28 だから、そのタラントを彼から取り上げて、それを十タラント持っている者にやりなさい。』
    25:29 だれでも持っている者は、与えられて豊かになり、持たない者は、持っているものまでも取り上げられるのです。
    25:30 役に立たぬしもべは、外の暗やみに追い出しなさい。そこで泣いて歯ぎしりするのです。」

    ◎メッセージの概要【賜物・・・、その前に】
    《今日は、一年ぶりに、アメリカから一時帰国されました斉藤順子宣教師が、メッセージと宣教報告をして下さいました。
     アメリカ西海岸ロングビーチ・ジャパニーズ・ミニストリーも、新たな展開を迎えたとのことでした。日本には、今二組の宣教師の家族が赴任しているとのことです。
     このミニストリーによって救われた学生たちの魂が、日本においてもケアされ、また信仰生活を続けて行くことが出来るようにと、大阪に、そして長野の地に遣わされています。
     またゴスペルクワイヤーの同窓会や、留学生同窓会等も協力して、新しく生まれ変わった若いクリスチャンたちを導いて行くと言う新たな段階に入ったとのことです。
     そして、さらにアメリカ人のある家族に、日本への宣教の召命が与えられ、その彼らを斉藤順子先生が中心となり、アメリカに居ながらにして、日本人について、また日本の文化について学んで行くと言う、新たなミニストリーも始まるかも知れないとのことでした。
     主イエス様に示されてアメリカに渡って11年、しかも奇跡的に永住権も与えられた順子先生の働きは、さらに前進し続けると思われます。
     その為にも、めぐみイエス・キリスト教会は、小さな群れですが、できる限りのサポートをし続けて行く決意でいます。
     さて、この11年間にわたって、順子先生を通して多くの若い留学生の魂が救われて来ました。しかし今年、深く関わっていた留学生の若い女性の二人が、信仰を持ったことは良かったのですが、彼女らのホストファミリーのクリスチャンの群れの集会に行ってしまい、順子先生とコンタクトが、ほとんど取れなくなると言う事態が起こったのです。
     その時、順子先生の心の中に、ポッカリと大きな穴が空いてしまい、ガクっとしている自分に気づかれたそうです。同じ宣教団の宣教師の仲間から、「順子さんにもついに来たのね。」と、言われたそうです。
     その後、何をしていても、心の中にガクっとした気持ちが残っており、主イエス様に祈り求めた時に、このみ言葉が示されたとのことでした。
     タラントとは賜物のことです。私たちには多くの賜物が、主イエス様によって与えられています。しかしその賜物を用いて主の為のご用をする前に、主に愛されている、また失敗したとしても、成功したとしても、主は喜んで下さる。その大いなる愛の中に生かされていることを、しっかりと心に刻み、神様は本当に良いお方であることを信じ信頼して、共に歩いて行くことの大切さを教えられたとのことでした。
     また神様は、様々な方法や奇跡を通して、順子先生に「初心にかえる」ことを教えられたのです。
     礼拝終了後は、熊本のメロンとお菓子を囲み、楽しい交わりのひと時を持つことが出来ました。順子先生とは、また一年後に、お会いしたいと思います。先生は7月16日にアメリカに戻られます。》

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