◇◆◇日々のみ言葉
2019年11月22日(金)
◎聖書箇所【使徒の働き18章6節】
18:6 しかし、彼らが反抗して暴言を吐いたので、パウロは着物を振り払って、「あなたがたの血は、あなたがたの頭上にふりかかれ。私には責任がない。今から私は異邦人のほうに行く。」と言った。
◎ショートメッセージ
《かつてイエス様は、十二弟子たちを二人ずつ6組のチームとして、ユダヤの町や村に派遣されたことがありました。
マタイの福音書によれば、
『イエスは十二弟子を呼び寄せて、汚れた霊どもを制する権威をお授けになった。霊どもを追い出し、あらゆる病気、あらゆるわずらいを直すためであった。
さて、十二使徒の名は次のとおりである。まず、ペテロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレ、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネ、ピリポとバルトロマイ、トマスと取税人マタイ、アルパヨの子ヤコブとタダイ、熱心党員シモンとイエスを裏切ったイスカリオテ・ユダである。
イエスは、この十二人を遣わし、そのとき彼らにこう命じられた。
「異邦人の道に行ってはいけません。サマリヤ人の町にはいってはいけません。イスラエルの家の滅びた羊の所に行きなさい。行って、『天の御国が近づいた。』と宣べ伝えなさい。
病人を直し、死人を生き返らせ、らい病人をきよめ、悪霊を追い出しなさい。あなたがたは、ただで受けたのだから、ただで与えなさい。
胴巻に金貨や銀貨や銅貨を入れてはいけません。旅行用の袋も、二枚目の下着も、くつも、杖も持たずに行きなさい。働く者が食べ物を与えられるのは当然だからです。
どんな町や村にはいっても、そこでだれが適当な人かを調べて、そこを立ち去るまで、その人の所にとどまりなさい。
その家にはいるときには、平安を祈るあいさつをしなさい。
その家がそれにふさわしい家なら、その平安はきっとその家に来るし、もし、ふさわしい家でないなら、その平安はあなたがたの所に返って来ます。
もしだれも、あなたがたを受け入れず、あなたがたの言葉に耳を傾けないなら、その家またはその町を出て行くときに、あなたがたの足のちりを払い落としなさい。
まことに、あなたがたに告げます。さばきの日には、ソドムとゴモラの地でも、その町よりはまだ罰が軽いのです。(マタイの福音書10:1~10:15)』と書かれています。
このことをパウロは、シモン・ペテロから教わっていたことは疑いのないことです。今回、毎安息日ごとに、パウロは持てる力をすべて費やして、ユダヤ人たちや改宗者たちに、主イエス・キリストが旧約聖書に預言された「メシヤ」であることを、明確に指し示したのです。
しかし彼らが反抗して暴言を吐いたので、ついにパウロ自身も忍耐の限界を超え、着物を振り払ったわけです。
これは、主イエス様が言われた、「あなたがたの足のちりを払い落としなさい。」と同じ意味になります。
つまり、二度とコリントのユダヤ人の会堂には足を踏み入れないと言う決意であり、その現われなのです。》