• 日々のみ言葉 2015年6月20日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2015年6月20日(土)

    ◎聖書箇所 【マルコの福音書1章1節】

    1:1 神の子イエス・キリストの福音のはじめ。

    ◎ショートメッセージ

    《ほとんどの学者は、四福音書の中では、マルコの福音書が最も早く書かれたと考えている。アレキサンドリヤのクレメンスは、マルコによる福音書執筆事情について、次のように述べている。「ペテロはおおやけにローマで宣教し、聖霊によって語っていた時、そこに居合わせた人々の多くが、以前からペテロに従い、彼の語ったことをよく覚えているマルコに、ペテロの語ったことを記録するように頼んだ。そこでマルコはそれを書いて、人々にその書物を渡した。」これがマルコによる福音書であると考えることが出来る。では、なぜマルコはペテロに従っていたのか。ペテロはギリシャ語が話せなかった。そこでペテロのアラム語のメッセージを、マルコがギリシャ語に通訳したということである。それだからこそ、しっかりとマルコの頭脳に刻まれたと言える。最も、これまた聖霊の働きであることは言うまでもない。マルコは、イエス・キリストの三年半にわたる公生涯について書き記した。「福音」とは、「良き知らせ」のことである。その良き知らせとは、イエス・キリストを指す。イエスとは、バルヨセつまり、大工のヨセフの子イエスである。そしてキリストとは「名字」ではなく、「油注がれた者」と言う意味である。主イエスは言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです」と。すべての疑問の答えは、この「イエス・キリスト」にある。このお方こそが、私たち人類の救い主であられ、「すべての人の主」なのである。》

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