• 日々のみ言葉 2024年8月3日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2024年8月3日(土)

    ◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙7章8節~9節】
    7:8 次に、結婚していない男とやもめの女に言いますが、私のようにしていられるなら、それがよいのです。
    7:9 しかし、もし自制することができなければ、結婚しなさい。情の燃えるよりは、結婚するほうがよいからです。

    ◎ショートメッセージ
    《現代訳を掲載します。
    『7:8 次に、独身者と未亡人に対して、一言、言いたい。私のように独身でいられるなら、その方が継ごうがよいと思っている。
    7:9 しかし、もし自分の情欲を抑制できないのなら、結婚しなさい。満たされないまま情欲を抱き続けるよりも、結婚した方がはるかによい。』

    現代訳は、パウロが結婚したことがないという立場を取っています。しかし、学者の中には、パウロになる前のサウロは、既婚者であったという立場を取る者も多くいます。
    当時のユダヤでは、比較的早い年齢において結婚が行なわれていたようです。結婚は、家の家との結婚でもあり、ほとんど親同士が決めたと言われています。
    それゆえに、一年間の婚約期間が必要であったわけです。夫と妻が、まだ一緒に暮らす前に、お互いを見つめる為の準備期間です。

    さて、パウロは、コリントの教会宛に手紙を書いています。すなわち、対象はあくまで異邦人であって、ギリシャ人やローマ人に対してです。ユダヤ人ではありません。
    もちろん、コリントの教会には。ディアスポラのユダヤ人たちも多く存在していたことでしょう。しかし、彼らは、クリスチャンである前にユダヤ人として生きています。
    主イエスは、パウロをユダヤ人ではなく、異邦人の使徒として、召し出されました。それゆえ、パウロのすべての書簡は、今現在の日本の私たちにも向けて、書き記されたとも言えるのです。》

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