• 日々のみ言葉 2016年11月26日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2016年11月26日(土)

    ◎聖書箇所 【ルカの福音書4章27節】
    4:27 「また、預言者エリシャのときに、イスラエルには、らい病人がたくさんいたが、そのうちの誰もきよめられないで、シリヤ人ナアマンだけがきよめられました。」

    ◎ショートメッセージ
    《次にイエス様が言われたことは、イスラエルの誰もが良く知っていることでした。

     第二列王記によりますと、

    『アラムの王の将軍ナアマンは、その主君に重んじられ、尊敬されていた。主がかつて彼によってアラムに勝利を得させられたからである。この人は勇士ではあったが、らい病にかかっていた。
     アラムはかつて略奪に出たとき、イスラエルの地から、ひとりの若い娘を捕えて来ていた。彼女はナアマンの妻に仕えていたが、その女主人に言った。「もし、ご主人さまがサマリヤにいる預言者のところに行かれたら、きっと、あの方がご主人さまのらい病を直してくださるでしょうに。」
     それで、ナアマンはその主君のところに行き、イスラエルの地から来た娘がこれこれのことを言いました、と告げた。
     アラムの王は言った。「行って来なさい。私がイスラエルの王にあてて手紙を送ろう。」そこで、ナアマンは銀十タラントと、金六千シェケルと、晴れ着十着とを持って出かけた。
     彼はイスラエルの王あての次のような手紙を持って行った。「さて、この手紙があなたに届きましたら、実は家臣ナアマンをあなたのところに送りましたので、彼のらい病から彼をいやしてくださいますように。」
     イスラエルの王はこの手紙を読むと、自分の服を引き裂いて言った。「私は殺したり、生かしたりすることのできる神であろうか。この人はこの男を送って、らい病を直せと言う。しかし、考えてみなさい。彼は私に言いがかりをつけようとしているのだ。」
     神の人エリシャは、イスラエルの王が服を引き裂いたことを聞くと、王のもとに人をやって言った。「あなたはどうして服を引き裂いたりなさるのですか。彼を私のところによこしてください。そうすれば、彼はイスラエルに預言者がいることを知るでしょう。」
     こうして、ナアマンは馬と戦車をもって来て、エリシャの家の入口に立った。エリシャは、彼に使いをやって、言った。「ヨルダン川へ行って七たびあなたの身を洗いなさい。そうすれば、あなたのからだが元どおりになってきよくなります。」
     しかしナアマンは怒って去り、そして言った。「何ということだ。私は彼がきっと出て来て、立ち、彼の神、主の名を呼んで、この患部の上で彼の手を動かし、このらい病を直してくれると思っていたのに。ダマスコの川、アマナやパルパルは、イスラエルのすべての川にまさっているではないか。これらの川で洗って、私がきよくなれないのだろうか。」こうして、彼は怒って帰途についた。
     そのとき、彼のしもべたちが近づいて彼に言った。「わが父よ。あの預言者が、もしも、難しいことをあなたに命じたとしたら、あなたはきっとそれをなさったのではありませんか。ただ、彼はあなたに『身を洗って、きよくなりなさい。』と言っただけではありませんか。」
     そこで、ナアマンは下って行き、神の人の言ったとおりに、ヨルダン川に七たび身を浸した。すると彼のからだは元どおりになって、幼子のからだのようになり、きよくなった。(第二列王記5:1~5:14)』

     ここでも、単純に神様の言葉に従うことが求められています。ナアマンが、もしエリシャの言った通りにしなかったとしたら、らい病はいやされなかったに違いないのです。しかもこの時期のヨルダン川は濁っていると言われています。そんな濁った川に入って、どうして清くなることが出来るのでしょうか。ますます汚れてしまい、あるいは、らい病の患部にも不衛生極まりないとも思えます。しかもその川で、七回も洗いなさいと言うのです。

     確かに馬鹿馬鹿しい感じがしないでもないですが、いつも奇蹟は、神様の言葉に従う所から始まるのです。神様は、私たちに従順を求めておられるのです。ナアマンは従いました。そしていやされたのです。ハレルヤ!》

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