• 日々のみ言葉 2017年6月1日(木)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2017年6月1日(木)

    ◎聖書箇所 【ルカの福音書9章25節】
    9:25「人は、たとい全世界を手に入れても、自分自身を失い、損じたら、何の得がありましょう。」

    ◎ショートメッセージ
    《尾山令仁先生の現代訳は、はるかに分かりやすくなっています。

     現代訳では、
    『たとい人が、全世界のものを手に入れることができたとしても、本当の命を失ってしまったら、一体何になるでしょう。(ルカの福音書9:25)』となっています。

     「自分自身」そして「本当の命」とは、何でしょうか。
     イエス様の言われたこのお言葉だけを見ますと、「死ねばおしまい」と言うことが浮かび上がって来ます。確かに、億万長者であっても、死後の世界まで、その富を持って行くことは出来ません。人は何も持たずに母の胎から生まれ、そして何も持たずに死んで行くのです。

     しかしイエス様の言われておられる真意とは、それとは違うのです。
     イエス様は、「永遠のいのち」と「永遠の滅び」とを言われているのです。たとえ、この世界において大成功したとしてもです。もちろん成功することは素晴らしいことですが、永遠のいのちをいただいていないとしたら、その人の人生は、まさしく最大の失敗であったと言えるのです。

     私たちは魂を持つ霊的存在です。そして肉体と言う家に住んでいます。心臓が止まりますと、肉体は死を迎えますが、魂を持つ霊は、解き放たれるのです。死ねば終わりではなく、心臓が止まった瞬間でさえ、私たちの意識は明確にはっきりしています。そして恐ろしいことに、五感も健在なのです。

     その解き放たれた魂を持つ霊は、行くべき所が二つに分かれるのです。「永遠のいのち」をいただいている魂は、主イエス様が、もしくは天使が迎えに来て、天に引き上げられて行きます。そして御国において、イエス様と共に永遠に過ごすことになるのです。
     まさしく永遠にです。

     しかし「永遠のいのち」をいただいていない魂は、悪魔が、もしくは悪霊が迎えに来て、地の底に引きずり込まれて行くのです。そして燃えさかる地獄において、永遠の苦しみの中に過ごすことになるのです。
     まさしく永遠にです。

     それでは、どのようにしたら「永遠のいのち」を得ることが出来るのでしょうか。その方法はたった一つしかありません。
     今までおかして来た自分の罪をすべて告白し、救い主であられるイエス・キリスト様を心の中において本当に信じ受け入れ、口で「イエス様は、私の主です。」と告白すれば、罪が赦され救われ、「永遠のいのち」をいただけるのです。

     それでは何を信じるのでしょうか。それはイエス様が、あなたの罪の身代わりとして十字架にかかられ、あなたの代わりに死んでくださって、三日目によみがえられたことを信じるのです。

     死ねば終わりではないのです。しかし多くの日本の人々は、そのように信じ込まされてしまっています。死んでからでは遅いのです。

    「人は、たとい全世界を手に入れても、自分自身を失い、損じたら、何の得がありましょう。」》

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